無料人体生成ソフト『MakeHuman』のジオラマでの可能性を探る

皆さんは MakeHuman というソフトをご存じでしょうか。
ジオラマの世界ではなじみのあまりないソフトではないかと思います。
かく言う私もつい最近まで知りませんでした 笑

MakeHumanというその名の通り、人間を無料で作ることのできるソフトです。

いや~恐ろしいフレーズです。だって「人間を無料で作る」ですよ!
クローンというか何か未来を感じさせる言葉の組み合わせですね。

Wikipediaから引用すると MakeHuman(メイクヒューマン)とは、

オープンソースの人体生成3DCGソフトウェア

Wikipediaより

だそうです。さすが天下のWikipediaといったところか。公式そのままなんですけどもね。


このソフト、見つけたきっかけは簡単で、
作りたいジオラマに合う人間を自分でモデリングしたい
この一点に尽きます。

ジオラマ業界、こと縮尺 1/150 の世界における「人間」といえばざっと書き出しても以下のような感じでしょうか。

  • TOMYTEC の ザ・人間
  • KATO の Nゲージ用人形
  • YFS のミニチュア人形
  • 海外からの輸入品

選択肢がないわけでもないですが、こと都会の情景づくりが好きな私からすると、
単純にもう少しレパートリーが欲しいですし、大量に使うということもあってコスト面が気になる部分であります。
例えばKATO の Nゲージ用人形を使おうとすると、定価で一体当たり約175円します。

そりゃあ線路や車両を買うよりは安いんですけど、、
塗装技術も素晴らしいので少なからずここぞという場所には配置したいものです。
ただ大量には置けない。

となったらもう、自分で作るしかありませんよね!!


そんなこんなで人生で始めて MakeHuman に触れてみたのですが、いやはや、これがすごかった。

ぜひみなさんにも使ってみてほしい!

ということでインストールからテンプレートを用いたモデリングの流れをざっくりまとめようと思います。


まずは公式サイトへアクセスします。

黒ベースにオレンジでおしゃれなデザインですね。
ダウンロードとあるので選んでみます。

おすすめとあるので一番上のリリースを選ぶことにします。おすすめには弱いです。

自分のOSに合わせて、windows用を選びました。

ダウンロードしてソフトを起動してみると、、

出た!!出ました!
ただの初期状態なんですけど、これでも十分テンションがあがります。

いやしかしどういうポーズなんだこれは。。
こんなポーズとった記憶ないなぁ。このままで使うのは難しそうです。

それ以上にここはみんなが見るインターネットの世界です。
公共の場で裸はいけません。

設定を少しばかりいじってみます。

ぶ、部長!!!!

ポーズのせいで仕事ができない人感がすごい。
まあ自分がソフトを使いこなせてないとしか言いようがないですが。

ですがほぼデフォルトでここまでできちゃいました。すごい。
時間もここまで1時間ほどしかかかってませんし。コスパはかなりよさそうです。

そもそも 1/150 の世界の人間って 12mm 前後だと思うのでアバウトでも人だと分かればOKだと思ってます。
この辺は時代のニーズだとか 3Dプリンターの発展次第、なんですかね。


少しそれましたが、せっかくなので我らが部長をOBJファイルとしてエクスポートしてみます!

そのOBJファイルをCADソフト(Fusion360)で読み込んだ結果がこちら。

・・・部長!?

茄子みたいになっちゃいました🍆
体調悪そう。嗚呼、我らが部長の尊厳や如何に・・

ただこれで分かったのは、CADソフトで部長のメッシュを動かすことができるということです。
工夫次第で自分の思い通りのポーズをさせることもできそうです。


ということで今回の簡単なまとめです!

  • MakeHumanとは人間の3Dアニメーションを作ることができる無料ソフトのこと
  • MakeHuman はとても簡単にダウンロードでき、誰でも簡単に人をデザインできる
  • 部長は🍆

次回も部長が受難です。
現在鋭意研究中ですのでいい結果が出ても出なくても記事にしようと思います。

うーん、どうしたらうまいことできるかな。
まあ、ぼちぼちがんばります。
ではでは👋

部長の受難は続く
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この記事を書いた人

高校生の時からジオラマづくりを始めて早10年。
模型界にも迫りくるデジタル化を上手に乗りこなしたいそんな私です。

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